2017年1 月20 日(金)に第188回 月例会が開催されました。
H29年最初の月例会では、アサヒビール(株)会長兼CEO,日本放送協会会長などを歴任され、現在も多方面にわたりご活躍されており、本同窓会の顧問でもあります高校5期の福地茂雄様に、仕事上で学び、実践された先人たちの言葉を紐解きながら「ビジネスで得た先人たちの言葉」と題してご講話いただきました。
今回は以下、12のキーワードでお仕事での事例やご自身のお考えを交えながらお話を頂きました。
- 破れない壁は無い(タイミングがあり自ずと物事は解決する。)
- 惚れられるより惚れろ(先ずは惚れること。嫌いだと思っていては相手は嫌いになる。)
- これ迄の常識は今の非常識
- 話上手と聞き上手(人とのコミュニケーションのために聞くということが大切。自分と違う価値観を聞けば何かヒントがある。)
- デジタルとアナログ(アナログがデジタルに振り回されている。今のロボットには限界がある。)
- かみそりとナタ(かみそりは切れ味はいいが木は切れない。いまはナタの方が求められているのでは?)
- 小さな歯車(組織に不要な歯車はない。大きい小さいは関係ない。)
- より早く、もっと速く(いつから始めようかと思っているうちに時は流れている。早く開始しないから解決が遠のいている。着手したら速く進めることが大切)
- 褒めることと叱ること(褒めるときは人前で叱るときは人影で)
- “らしさ”の喪失(らしさを失えば我をほろぼす者は我なり。)
- かたちとこころ(今の日本人にはかたちは整っているがこころが忘れられている。人に見えないところに心を馳せることが大切。)
- あなたのこれからが、あなたのこれまでを決めるのです(若い方々へ”今までの失敗はこれからの長い未来で取り戻すことができる”。Challengeしなさい。失敗を恐れてはいけませんというメッセージを締めくくりとして頂きました。)
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講演会に先立ち、田中会長より新年のご挨拶と我が母高野球部の次の監督に早大-大昭和製紙を経てヤクルトでプレーされた安田先輩(高18期)が就任される方向であること、また関東での激励会開催予定の報告がございました。
また、新年の月例会ということで、和田先輩がお抹茶を点ててくださり、参加者全員に和菓子と共に振る舞われました。
今回は1枚の集合写真に全員が収まりきれないほどの盛況でしたので 其々のスナップ写真で雰囲気をお伝えできれば幸いです。
高校36期 関口敦史