5月20日（金）に第183回の月例会が開催されました。
今回は高18期の岡本義行様に「地方創生と人口減少」と題してご講演いただきました。岡本様の大学ゼミには、有名力士も在籍しているそうで、当日は五月場所の結果を気にされていました。
ご講演は、岡本様が「地方創生事業」で実際に係わられた岡山県苫田郡鏡野町の事例を交えて、わかりやすくお話しいただきました。この鏡野町は、皆様もよく知っている山田養蜂場があるところで、冬は少々雪が多いということですが、四季折々の自然を感じる良い地域だそうです。
さて、地方創生においては、子育て、少子化、教育、雇用などの課題があり、自治体と住民の方々が一緒になって取り組んでいくことが大事だということでした。少子化対策では、家庭の所得、子供の教育費、社会全体で子供を育てるといった課題の中で、人間関係を上手に作り、人との関わりをもてるコミュニティの形成が重要だそうです。
講演内で、教育の機会を与えることが地方創生になるという話があり、学校教育の方向転換によって地方創生を実施した地域があるということに少々驚きました。また、人口増加にはその地域から人が出ていかない、さらに人が入ってくるといった課題を検討していくことが重要とわかりました。
それぞれの地域が地方創生に向けた取り組みを実施し、活性化していくことを願いたいです。
今回の月例会には、田中会長のほか、4名の高18期の同期の方が応援に駆けつけてくださいました。高18期はちょうど今年が卒業50周年ということで、さらに同期の絆を深めていきたいということでした。高18期の皆様の更なるご活躍をお祈り申し上げます。
高43期 善岡賢二
