3月18日金曜日、第181回の月例会が開催されました。
今回の講師は、高校26期の藤永昌之様です。藤永様は、小倉高校野球部0Bで、日本体育大学を卒業され、早稲田大学WBSも終了されています。(現)日鉄住金物産を退職後、食品会社である厚生産業(株)・(株)コーセーフーズ両社の取締役営業本部長を務めていらっしゃいます。
今回は、現在の食品会社のお仕事に関係する「ぬか漬けパワーと免疫力」と題して講演していただきました。
「ぬか漬け」など日本の漬物は、実は、植物性の乳酸菌の宝庫で、牛乳由来のヨーグルトなど動物性の乳酸菌と異なり、酸に強く、胃を通過して、生きたまま多くが腸まで届くことができる特性があるということでした。
加齢やストレスで免疫力が低下したときに、免疫力を高めるために、善玉菌である「乳酸菌」の摂取が重要で、手軽に植物性の乳酸菌を摂取できる「ぬか漬け」のパワーは大きく期待できるということでした。
講演の後、会場では、今日の主役「ぬか漬け」の試食会が行われ、定番のキュウリやナスに加えて、トマトやウズラの卵、さらにモッツァレラチーズも登場。参加者には、どの味も好評でした。
また、肉や魚もぬか漬けにできるということで(その場合は野菜とは別に漬ける)、ぬか漬けの野菜をぬか漬けの肉で巻いてソテーした料理も試食させて戴きました。
様々なアイディアで漬物を料理の素材として使うことができるということを教えていただきました。
最後に、熟成ぬか床をセットしたパックをお土産に戴きました。これは専用の容器を必要とせず、このパックに野菜を入れると手軽にぬか漬けができるという優れものです。
さっそく、自宅でぬか漬けにチャレンジした方も多いと思います。
藤永様、ありがとうございました。
高校30期 秋吉 亨