2015年11月20日（金）に第178回月例会が開催されました。
高校13期の八田達夫様に「北九州は離陸の寸前にある」というテーマでご講演いただきました。
1960年代の5市合併時点での北九州市の状況（全国6番目に大きい、第3次産業が福岡よりも多かった、九州最大の支店都市・・・）など、私の育った時代のイメージとは異なる歴史的な事実を知り、驚きつつも、一般的に言われる衰退の原因（工業の衰退、一極集中）とは異なる論点で、解説をいただきました。
福岡空港の着陸回数が頭打ちになり、2019年より拡張工事に入ることで乗客収容数が200万人減少することをチャンスとして、北九州空港とのアクセスを空港新幹線で小倉から8分で行く、昼間の福岡空港混雑の代替として北九州空港－福岡市の高速バス1000円など利便性を増し北九州の支店機能を復活するためのモデルについてお話いただきました。
出席者の皆様からも、「市や財界などの反応は？」、「佐賀との差別化は？」、「物流の可能性は？」などたくさんの質疑応答がありました。
また、13期の方々も応援に多数駆けつけてくださり、出席者の中には「このお話を聞くのは2回目だが、あの感動を味わいたくてまた来ました」とお話いただいたり、八田様のお人柄やわかりやすいご説明もあり、大変盛況な会となりました。
高校44期 古川慶子
