2015年7月17日(金)に第175回 月例会が開催されました。
今回は、高校32期の阿部孝博様に「経営破たん そして 再生への道」というテーマでご講演いただきました。
講演開始前にはJALの過去のCMの映像を流していただき、参加者の方からも「懐かしい」という声もあがりリラックスした雰囲気で会がはじまりました。
JALの再生に向けて、稲盛和夫様が会長を無給で勤め、2010年1月の経営破たんから事業構造の改革+内面的な構造改革を進め、部門採算制度を導入し部門ごとにコスト意識を高め、教育にも力を入れ、JALフィロソフィーを根付かせ、企業理念やお客様の声を大事にする文化を全社員が共有し、2012年9月に東証再上場を果たすまでの道筋について講演いただきました。
鶴丸(マーク)の原点に戻るということでDVD(初代パイロット等のインタビュー、仙台プロジェクトなど)も拝見し、ベテランから今に伝えるもの、復興再生にむけた社会貢献などを拝見し、「人生・仕事の結果 = 考え方×熱意×能力」の力がわいてきました。
仙台プロジェクトについては、当日津波被害を受けた農地で綿花を栽培し、農業の復興再生を目指す『東北コットンプロジェクト』で採れたコットンで作られた製品をお土産にいただき、参加者の皆様にお持ち帰りいただきました。
今回も4期から66期と幅広い方々にご参加いただき、大変賑やかで盛況な会となりました。
高校44期 古川慶子