関東明陵同窓会

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第203回月例会(2018年9月21日)スナップ

第203回月例会(2018年9月21日)スナップ

2018年9月21日(金)に第203回月例会が開催されました。
今回は日本国を代表し数々の国の大使としてご活躍された高校23期 門司健次郎様に「日本を売り込め:文化外交とソフトパワー」というテーマでご講演いただきました。
はじめは、文化外交(パブリック・ディプロマシー)についてのお話しいただきました。
近年、民主化、グローバル化が広がる中、文化外交とその重要性は増大してきており、先進国などは文化外交を強化しているそうです。
文化外交は双方向で行うものであり、相手とのやり取りが重要であるということです。
文化外交と似た言葉で文化交流がありますが、文化外交は政府が主となり、文化交流は民間が主となって日本文化を発信していくという違いがあるそうです。
この文化外交は、活動内容を数値化することが難しく、評価しにくい面があり、皆様に活動を認知していただく機会が少ないようです。
次にソフトパワーとハードパワーについて、駐イラク大使時代の写真を交えながら、お話しいただきました。
ソフトパワーは魅力など効果が目に見えないもの、ハードパワーは経済力や日本では自衛隊を指し、最近はソフトとハードの良いとこ取りのスマートパワーという表現があるそうです。
イラクでは外出するのも大変な中、文化外交として人道支援や飲み水の提供、日本人の物の考え方などハードとソフトを一体化した活動をされてきてそうで、文化外交における日本の「おもてなし」は大変有効なソフトパワーになっているそうです。
続いて、文化外交の具体例としてポップカルチャー外交をこちらも写真を交えながら、お話しいただきました。
フランスで開催されているJAPAN EXPOでは20万人を超える来場者があり、日本のポップカルチャーの人気があることがうかがえました。
ポップカルチャーでは、漫画、アニメ、コスプレ、ファッションなどあり、これらを通して門司様はポップカルチャー外交に積極的に対応され、カワイイ大使の任命などもされてきたそうです。
さらに、和食や日本酒などを普及させる活動をされ、「酒サムライ」にも就任されています。
また、各国ではコスプレが人気で様々なイベントが開催されているそうです。その他に、ロリータファッションは日本発のもので、日本の技術があってのものだそうです。
終わりにカタールについてお話しいただきました。
カタールは発展のスピードが速く、10年で何もないところがビル群に変わっているということです。
カタールの発展には、日本がLNG開発の援助をしたことも大いに関係しているそうです。
そういった経緯もあり、日本のポップカルチャーも人気があるそうです。
ポップカルチャーについてなかなか話を聞く機会がなく、海外でアニメやコスプレが人気であるという程度のことは知っていても、文化外交になっているとは驚きました。
その後の懇親会は、門司様の恩師であり、高校9期の松井先生の乾杯で始まりました。
門司様からは日本酒「大七」の差し入れをいただき、参加の皆様と日本酒やポップカルチャーの話題で、終始和やかな雰囲気の会となりました。
記念写真はポップカルチャーに親しむという意味で、皆さんでハートマークを作っての撮影となりました。
 
最後に、10月1日発売の週刊エコノミスト誌の「問答有用」に門司様の日本酒についてのインタビュー記事が掲載されるそうです。
 
高43期 善岡賢二